千葉県野田市の心療内科・精神科「愛宕駅前こころのクリニック」
心療内科精神科外来
2020年11月16日開院
予約制外来
電話番号: 04-7137-7100

診療内容

CONSULTATION

専門医・指定医があなたの悩みにしっかりと向き合います。 30年以上の臨床経験がある2名の医師(院長が男性医師で、副院長が女性医師)が常勤します。

当クリニックの主な対応内容

 中学生以上の男女の診療を幅広く行います。一般的な心の不調に加えて、月経、妊娠出産、更年期に伴う女性特有の精神症状にも対応可能です。また、認知症サポート医・認知症予防専門医として、もの忘れ全般の診療も行います。尚、頭の画像検査は検査装置のある施設で検査を受けて頂き、当院で総合的に診断・治療を行います。

 心の不調が非常に強く興奮している、死にたい気持ちが強い(自殺願望)状態では、入院治療が必要な場合がありますので、入院施設のない当院ではご対応できません。また、薬物依存症の治療はしておりません。併せて、脳波検査が出来ないため、てんかん治療および関連診断書作成は行っておりません。

身体疾患に伴う心の不調

 がんを始めとして、様々な身体の不調が原因で精神的な不安定が出現することは珍しくありません。これまでの緩和ケアチームや他科の医師と連携したリエゾン精神医学の経験を活かし、がん患者様やその他の身体疾患に基づく精神不調のご相談をお受けすることが出来ます。

職場に関する心の不調など

 企業の産業保健チームで活動しております。引き続き日本医師会認定産業医、日本精神科産業医協会認定会員として、様々な業種の企業にお勤めの方々の心の不調について、産業保健・労働衛生の立場を理解しながらご相談をお受けできます。また、企業様からのご相談や高ストレス者面談をお受けいたします。

薬について

 強い副作用が生じない様に常に注意しながら、必要最小限の薬物治療を目指します。

診断書の作成について

 介護認定の審査会委員、自立支援医療費の判定会委員を複数期に渡り歴任しました。介護認定、自立支援(指定申請中)などの書類等をより適切に作成できると自負しております。また、ご高齢者の自動車運転免許更新時に、公安委員会へ提出する診断書の作成も可能です。尚、当院は労災保険指定医療機関ではありません。

〇上記および下記資格等の表記は、2018年度版の医療広告ガイドライン(厚生労働省)に基づいています。
  • 精神保健指定医(厚生労働省:https://www.mhlw.go.jp/index.html)
  • 精神科専門医・指導医(日本精神神経学会:https://www.jspn.or.jp/)
  • 認知症サポート医(厚生労働省:https://www.mhlw.go.jp/index.html)
  • 認知症予防専門医(日本認知症予防学会:http://ninchishou.jp/)
  • 日本医師会認定産業医(日本医師会:http://jmaqc.jp/sang/)
  • 日本精神科産業医協会認定会員(日本精神科産業医協会:http://www.jaohp.or.jp/)

心の不調について

うつ状態・うつ病

 憂うつで落ち込んだ気分がなかなか晴れず、食欲や睡眠状態が悪化して、何かをやろうという意欲が湧いてこない。この状態を抑うつ状態といいます。この状態が長く続く場合は、うつ病になっていることがあります。年齢や環境により、思春期うつ、産後うつ、引越しうつ、昇進うつ、老年期うつなど様々な表現がされています。周囲からは、甘えだとか軟弱だと思われて辛い思いをしていたり、休職や休学ができずに症状がより悪化していたりすることがありますので、初期段階での受診が望ましいです。うつ病治療の基本は、安静休養です。薬物治療としては抗うつ薬の開発が進んでおり、治療効果も高まっています。それらに精神療法を軸として組み合わせつつ回復を支えていきます。

不眠症(不眠障害、睡眠障害)

 不眠には入眠障害(寝つきが悪い)、中途覚醒(夜中に目が覚める)、早朝覚醒(朝早くに目が覚める)などのパターンがあり、熟眠障害(寝たりない感じ)を多く伴います。不眠症は、高血圧症・糖尿病などの生活習慣病や、認知症リスクの上昇との関連があることが判明しています。不眠の背景にあるストレス・生活形態・関連疾患を総合的に判断しながら治療いたします。

不安症(不安障害)

 初めての場面や人前でのスピーチで感じる不安や緊張は、正常反応で多くの方が経験します。しかし、こうした不安・緊張が強すぎて苦痛が大きく、人前に出ることを避けて日常生活に影響が出る場合には、不安症といい治療が必要になります。学校や会社に行けるので一見日常生活に支障が無いような場合でも、内面では不安と緊張が続いており、疲労・倦怠感や集中力低下を起こすことがあります。体の検査では異常がないのに、手足の震え、動悸、発汗といった身体症状が現れることがあります。このような不安症の中には、パニック障害、全般性不安症、あがり症(社会不安症)などがあります。

パニック障害(パニック症)

 発作的に動悸や息苦しさ、発汗、吐き気、めまい、手足の冷感などの症状を伴って強い不安に襲われる病気です。トンネルや橋や高速道路の走行中、エレベーターや浴室などの特定の空間、公共交通機関や途中退出出来ない会議などの状況で発作が起こります。突然死ぬほど苦しくなり、救急外来を受診しても身体の検査では多くの場合は異常ありません。また一度発作を起こすと、発作の繰り返しや予期不安(また不安が来るのではないかという強い不安)を生じます。その結果、不安が発作を呼び、発作が不安を呼ぶという悪循環に陥るようになります。治療は、発作が起こりにくくする薬の調整と認知行動療法が有効といわれています。

強迫性障害(強迫症)

 自分でも明らかに不合理であると分かっているのに、考えが頭から離れない(強迫観念)、同じことを繰り返してしまう(強迫行為)状態です。一つ一つの行動に時間がかかり、時には外出ができなくなって日常生活に大きな支障をきたします。長年に渡り苦しんでいる方が多く、うつ病、パニック障害、摂食障害などの合併も見られます。

[症状]
  • 不潔恐怖と洗浄:汚れや細菌汚染の恐怖から過剰に手洗い、入浴、洗濯を繰り返す。ドアノブなど不潔だと感じるものを恐れて触れない。
  • 加害恐怖:誰かに危害を加えたかもしれないという不安が頭から離れず、事件が起きてないかと警察に問い合わせたり、インターネットなどで確認したりする。
  • 確認行為:戸締り、ガス栓などを過剰に確認する。
  • 儀式行為:自分が決めた手順で家事や仕事を行わないと、恐ろしい事が起きそうで不安になる。
  • 数字のこだわり:不吉な数字・幸運な数字に、過剰にこだわる。
  • 物の配置、対称性などのこだわり:物の配置に一定のこだわりがあり、必ずそうなっていないと不安になる。

統合失調症

 幻聴、妄想、独語、空笑など多彩な症状がみられる病気です。20代前後の比較的若い時期にかかることが多く、高齢になってから発症するケースは比較的少ないです。症状は突然現れることもあれば、時間をかけてあらわれることもあります。

[症状]
  • 他の人から害を加えられていると感じる。
  • 誰かに命令されていると感じる。
  • 自分の悪口を言われていると感じる。
  • 盗聴や監視をされていると感じる。
  • 自分の考えが話してもないのに他人に伝わっていると感じる。
  • 他人の考えが、聞かなくても分かったり聞こえたりする。

適応障害

 周囲の環境にうまく適応できず、そのことがストレスとなって様々な心身の症状(ストレス反応)が出現し、社会生活に支障が生じた状態です。ストレス反応は3つに分けられます。

  • 身体症状:頭痛、肩こり、動悸、不眠、食欲低下、疲れやすさ、腹痛、発汗など
  • 精神症状:憂うつ、悲しみ、怒り、不安、焦り、過敏など
  • 行動障害:遅刻、早退、欠勤、登校拒否、過食、不適切な飲酒、喫煙、病的な購買など
 原因となるストレスの発生から3か月以内に発症し、ストレスの改善から6か月以内でストレス反応は改善するとされています。しかし、強いストレスが長期間に及ぶ場合には、適応障害が長期化することがあります。慢性化する前に、早期の治療開始が必要です。

心身症

 心の状態から引き起こされた体の病気のことです。典型的な心身症とは、「胃・十二指腸潰瘍」などの体の病気であって、心や社会的な要因が関わって発症している状態です。従って、心身症という病名はなくて、そのような状態のことを指します。心と体がどのように関連しているかが診断のポイントです。身体症状の経過の中で、病気に対するとらえ方、対処の仕方、気持ちがどのように変化したのかなどを整理し、患者様ご自身が心身の関連に気づくことが必要です。従って、身体的な治療をかかりつけ医で行っていただいた上で、ストレスの影響が疑われる場合に、心療内科・精神科的な治療を受けるのがベターです。

もの忘れ

 年をとると、誰でも「もの忘れ」が増えてきます。同じことを何度も聞くようになった、大切な約束や予定を忘れるようになった、今まで普通にやれていたことが出来なくなった、通い慣れている道で迷子になった。こういった症状には、単なる加齢によるものと、軽度認知障害(MCI、健常と認知症の中間段階)や認知症の場合とがあります。そして、いずれかを見極める診断が大切になってきます。病状が進行すると、ご本人のみならずご家族の負担も大きいため、早めにご相談ください

[症状]
  • 人や物の名前が思い出せなくなった
  • 物のしまい忘れや置き忘れ、大切なものを無くすようになった
  • 「ものを盗られた」などの被害的な言動がでるようになった
  • 何をする意欲も無くなってきた
  • 物事を判断したり理解したりする能力が衰えてきた
  • 以前よりも怒りっぽくなった
  • ご飯や薬を服薬したことを忘れるようになった
  • 睡眠のリズムが崩れて昼夜逆転している

女性の心の不調

 現代の女性は、妊娠・分娩・育児といった生物としての性と、社会進出する新しい時代の社会的な性とに板挟みになっている状態です。板挟みとなると誰でも、身体的にも精神的にも非常に不安定な状態に陥ることが多くなります。女性はこういった負荷だけでなく、日常的に月経や更年期の女性ホルモン変化が原因の心身不調が生じる機会が非常に多いと言えます。当院では、精神医学の立場と産婦人科学の両方の立場から対応いたします。